和釘
2022/06/07
和釘
むかーしむかーし
先日、工場の整理をしていると、こんな釘がでてきました。
現在はホームセンターなどでは販売していない、手作りの釘です。
巻頭釘といって、飛鳥時代から明治時代初頭まで各種建築物に用いられていたそうです。
今なお伊勢神宮の遷宮や神社仏閣に使用されています。
和釘と洋釘との大きな違いは、錆の進行において洋釘は、経年劣化で、錆びにより引き抜くことが困難になる一方、
和釘は、表層部に錆が生じるものの内部まで進行せず、引き抜いて再利用が可能であるそうです。
昔の釘が残っているのは、修理のたび、釘が再利用されてきたからなんですね♪
( *´艸`)
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