大工ブログ

梅雨の中休みでしょうか。。真夏の様な日々が続いております。

現場はこの時期、暑さとの戦いです。。

そんな中、宇陀市の現場では、瓦屋さんが着工しました。

大屋根は既存の屋根が酷く劣化していた為、土葺工法で対応して頂きます。

土葺工法とはつちぶき・どぶき工法と呼ばれるもので、瓦を固定する為に大量の土を使用する工法です。

明治～昭和初期に主流で、断熱効果が非常に高い工法なのです。

瓦を揃えるのが難しく、経験を積んだ職人さんのみができる貴重な工法でもあります。

 

 

造作工事は内法材（うちのりざい）が無事納まり、下地工事が着々と進んでいるところです。

ちなみに内法材とは、和室で鴨井の高さのところで部屋をぐるっと取り巻いている部材の事を言います。

 

完成が楽しみですね～♪