名前の由来　～後編～

大工にとって角度というのは、一般的に使われている弧度法ではなく、

直角三角形の斜辺で表現されている勾配なのです。

つまり複雑な多角形も反っている屋根も全て直角三角形の勾配が基準なのです。

この勾配の基準が『矩』なのです。

それらの知識をまとめたものが規矩術と呼ばれているものです。

大工にとって、『矩』は全ての基準となる最も大切なものだという社長の想いから

『矩康建築』は生まれたのです。